スタディ・ミーティングファイナル2016 第10回

スタディ・ミーティングファイナル2016 第10回

JAJのスタディ・ミーティングファイナル!なんと一年で10回開催しました。

今年1年、本当に色々な方々が無償で講演や援助をなさってくださいました。とにかく心よりお礼申し上げます。また、つたない運営、おぼつかないリーダーシップの中ついてきてくれた若手の人たち。感謝です。 

年の初めに決意して、毎月企画を練って人を集めて、勉強会をするのはそれなりに、自分自身でもチャレンジでした。
けれど、こんなに意欲のある人たちがいたこと、集まってきたことに、とても希望を持ちます。
色々な意見はあると思うけれど、私の考えでは、これからはアーティスト、クラフトマン、小売、卸などの壁はもちろん、消費者である買う人、身に着ける人たちとも対話しながらものをつくっていくべきだと思います。

「もの」そのものを売る。ということは、すでに求められていない。
体験や、プロセスや想いがとても大切で、すべてはシェアをしていくという発想が中心になっていくだろうと思います。

しかし、私たちがつくったもので、いったい世の中のなにが変るというのか?

ジュエリーなんて、小さなもの、なんの力もないといえばそうかも知れない。

けれど、様々な人と出会いすごく考えさせられる一年でした。
私たちの力もまんざらではない。

そう思えました。

そして、やはり、どんなときでも人としてのやさしい視点を忘れずにものづくりをしたいと。そういう風に若手にはそだって欲しいと思います。

2017年も色々動いてみます。

JAJ 代表 米井亜紀子