「つける」と「装う」の微妙な関係 – コンテンポラリージュエリーと日常の接近 [ジュエリー論 秋山真樹子さんのトークイベント]
2022.05.30 「つける」と「装う」の微妙な関係 – コンテンポラリージュエリーと日常の接近 [ジュエリー論 秋山真樹子さんのトークイベント]
ジュエリー論 秋山真樹子さんのトークイベント
「つける」と「装う」の微妙な関係
コンテンポラリージュエリーと日常の接近
7/8㈮ 19:00~21:00
渋谷区文化センター大和田3F学習室1 [リアル開催+後日配信のハイブリット開催]
ジュエリー論の実践者秋山真樹子さんのトークイベントです。
秋山真樹子さんは、コンテンポラリージュエリーのみならず、広くジュエリーの歴史や文化を研究し、文化の一部として解説や評論のできる日本で数少ないジュエリー評論のできる方です。また、翻訳家でもあり、海外の世界的コンテンポラリージュエリーのプラットフォーム『Klimt02』にも寄稿しています。
今回のトークイベントは、コンテンポラリージュエリーを中心に、「つける」と「装う」についてお話ししていただきます。
ここ数年の劇的な社会の変化の中で、人の身体と共にあるジュエリーを、もう少し深く掘り下げてみようと思い、リアルイベントの再開第一弾として企画しました。
コンテンポラリージュエリーは、日本ではあまりなじみのない分野ですが、今を生きる私たちの微妙な感性や感覚、アートやデザインを考えるとき、はずせない分野だと思います。
コンテンポラリージュエリーについて、詳しくは秋山さんの文章をお読みください。
コンテンポラリージュエリーことはじめ Vol.1 – コンテンポラリージュエリーって何?
【秋山真樹子さんから 今回のトークイベントの内容紹介】
自己表現や芸術表現としてのジュエリーであるコンテンポラリージュエリーは、身につけられることを自分たちの媒体の大きな特性ととらえ、装着性や着用性、身体性というキーワードのもと、さまざまな表現を模索してきました。
そうして作られてきた作品群は、主に人々に鑑賞されることで、つけることやジュエリーに対する新たな解釈を促します。
それは見る人の思索を誘う興味深いものでありながら、そこで提示される「つける」のありようは時に劇場的で、日常の装いとしての「つける」と乖離して見えることも確かです。
「つける」から派生する鑑賞と装いというふたつの位相。
この講義では双方の意義を検討しながら、そのふたつが相互に接近しうる可能性を考えていきます。
【秋山真樹子- ジュエリー論、翻訳】
専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ卒。卒業後、同校での教職を経て翻訳・執筆業に転向。『ユリイカ』(2021年7月号「シャネル」特集)、『月刊美術』(2020年6月号「「装う」アートの最新形」)、『CURRENT OBSESSION』(2016/2017年)など国内外の媒体への寄稿多数。共著に『Spring/Summer 16_green gold』(Schmuck2編、2017)『Jiro Kamata: VOICES』(Arnoldsche Art Publishers、2019)がある。
現在、ウェブマガジンJEWELRY JOURNALで「コンテンポラリージュエリーことはじめ」連載中。
Tumblr:https://makikoakiyama710.tumblr.com/
Instagram: https://www.instagram.com/akiyama_makiko
Twitter: https://twitter.com/akiyama_makiko
【開催詳細】
第1部:
・秋山真樹子さんによるお話し
プロジェクターで資料画像なども多数お持ちいただけるそうです
・質問タイム
第2部:
秋山真樹子さんと米井亜紀子(JAJ代表)の対談
[リアルイベント]
日時:7/8(金)19:00~21:00
場所:渋谷区文化総合センター大和田 第一学習室 https://www.shibu-cul.jp/access
定員 : 40人
参加費:一般1,500円 学生 1,000円 Peatixでお申し込みください
Peatix参加申し込みこちら
当日券:2,000円(お釣りのないようにお持ちください)
空きがある場合のみ、当日券を発売します。
[後日配信]
後日配信視聴のみ:800円
後日配信は、参加者の質問等はカットされる場合があります。
後日配信のみの方も、Peatixでお申し込みください。
Peatix参加申し込みこちら
申込締切 7/6(水) 22:00 (コンビニ払いは前日の7/5 22:00締切)
[プレス、報道関係者の皆様]
報道関係・取材の方は参加費不要です。
取材申し込みページ https://jewelryaj.org/contact-for-press/
またはメールにて、ご連絡ください。akikoyonei@shinkostudio.com
MENTOSEN by SHINKO STUDIO
デザインとものづくり-人とデジタルの関係を考えるMENTOSENは、このイベントを支援しています。
[リアルイベント施設利用に関しての注意事項]
施設における感染予防対策とご来館される皆さまへのお願い
ご来館の際にはこちらを事前にご確認いただき、感染予防の徹底をお願いいたします。また、ご来館の前後は、大人数や長時間の会食等、感染拡大につながる行動は控えていただくようにお願いいたします。
[後日配信に関して]
後日配信は、1-2週間後をめどにリンク先をお送りいたします。
1カメラ、1マイクでの収録になります。
一部、参加者の質問などは、収録されない場合がございます。
[掲載作品画像]
トップ画像:
JIRO KAMATA / 鎌田 治朗
HOLON Series リング (2021)
素材:カメラレンズ、 PVDコーティング、シルバー
作品説明は下記リンク先をご覧ください:
JIRO KAMATA Exhibition 『 HOLON 』gallery deux poissons
[JIRO KAMATA / 鎌田 治朗]
1978生まれ。山梨県立宝石美術専門学校卒業後、ドイツフォルツハイム造形大学で学んだ後、ミュンヘン美術院 にてオットー・クンツリ教授に師事。
2004マイスターシューラー取得。ミュンヘン美術院の助教を務め、2005 – ミュンヘンにスタジオ設立。ヨーロッパ、日本、中国、東南アジア、南米等、世界中で展覧会に出展。
文中画像:
Mikiko Minewaki / 嶺脇 美貴子
《mobile》バングル
素材:アルミニウム,スマートフォン(2021)
[Mikiko Minewaki / 嶺脇 美貴子]
1967年生まれ。1989年専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ卒業。1992年から同校講師。国内外のギャラリーや美術館での展示多数。近年はキュレーターとしても活動中。「見慣れたものに潜むいい形」をテーマに、プラスチック製品やぬいぐるみなどの日用品を切り出してジュエリーを制作するスタイルを貫いている。
Mikiko Minewaki Instagram
@mmiinneeccccoo