JAJスタディ・ミーティング1
1月21日(木)7:30よりシンコーストゥディオ世田谷ショップにおいて、第1回JAJ(ジュエリー・アーティスト・ジャパン)スタディ・ミーティング開催しました。
若手アーティスト、クラフトマン、デザイナー、プロデューサー、広報担当者などがあつまり、自ら自主的に動き、新しい動きを発信して行こうというものです。
まだまだ、思考錯誤ですが、今までにない提案をジュエリー業界にできないか?と考えています。実際この動きには滞留化してしまったジュエリー業界の方たちも注目をしているように思います。
第一回は、自己紹介を含め、28文字で自分の仕事を文字で表す。
28文字というのがなんだかわかりますか?実はGoogleの検索の際に出てくるtitleの文字数。ネット世界の賛否両論は別として。「短い文字の中に、どれだけ自分の世界を凝縮して出せるか。」それは、色々不要なものをそぎ落として、必要なものだけを自分自身で認識する重要な作業だと思います。
そして今回挑戦してみたのが、Skype参加。
ちょっと通信が途中で途切れることもあったのですが、一応音声も拾えたようですし、最後の方は発言もしてくれて、これは海外からの参加も可能かと思いました。
想像力とか、もの造りにかける人しかできない究極の仕事とか。そういったものが今はとてもチープに思われがちで、値段に反映されないけれど、それをどうやって利益を生み出して、継続性のあるものにしていけるか考えていきたいと思っています。
参加者の若手が
「今は安いものしか売れないからといって、いい仕事を捨てて安い素材といい加減な仕事で物を世に出すって、それって少し違うと思う。」
「確 かに高いかも知れないけれど、何百年経っても変わらない素材、メンテナンスができる素材、そして手を抜かない仕事を提供する。そしてもし買うなら、頑張っ て貯めて買って欲しい」「安易に今安いものが売れるからとういう理由だけで、最終消費者に寄り添うとは言わないんじゃないか?」
私たちは、確かに最終的なお客様の要望を取り入れていかなければいけないのだけれど、それと同時に新しい価値の問題提起も必要なのだと考えています。消費者が気づかない、本当の価値あるものの問題提起。
私自身もIJT(国際宝飾展)やその他の場面で、色々な業界の方々に声を向こうからかけられることが多くなりました。こういった活動が、作品はもちろん顧 客へのアプローチやサービスまで含めて、きちんとしたクオリティと継続性をを持って社会に提案していけるかが勝負ではないでしょうか?まだまだ、試行錯誤 ですが、今後は年長者の方のアドバイザー的な参加もしていただけると、若手のモチベーションが上がり、世界が広がります。実施日は下記の予定。参加希望の 方は米井まで
info@jewelryaj.org
実施予定内容
①1月21日(木)・② 2月18日(木)・③3月17日(木)・④4月21日(木)・⑤5月19日(木)・⑥6月16日(木)・⑦7月21日・
⑧9月23日(金)・⑨10月20日(木)
⑩11月24日(木)
【時間、場所】
PM7:30~9:00
シンコーストゥディオ世田谷ショップ
〒156-0055
東京都世田谷区船橋1-14-12
小田急線千歳船橋駅徒歩2分
シンコーストゥディオ・ジュエリー・アーティスト・ジャパン 代表米井亜紀子